バーテンダースクールの卒業生のお店に行ってみました 其の①
先日私が通っていたバーテンダースクールから、卒業生が新しく開業したとメールがありました
たまたま近くを通りかかったので、そのお店に行ってみました
卒業生のお店に行くのは初めてです
その店は神奈川県でも有名な飲み屋街の近くにある
桜木町で降りると、そこは神奈川県で一番有名な飲み屋街 ”野毛”
その店は野毛ではなく、その飲み屋街を抜けて15分位歩いたマンション群の中にひっそりありました
「こんな目立たない場所で大丈夫なのか?」という不安が過ぎりながら、「知らなければ絶対入らないだろう」と思いながら、重い扉を開けました
お店のメニュー
店に入ると「いらっっしゃいませ」とタオルのおしぼりを渡され、メニューをもらいました
店内は「THE BAR」という感じではなく、カジュアルな感じです
先客は二人組の男女と男の人が一人
メニューをチェックします
まずはチャージが500円、高くないですね、でもチャーム(お通し)はなかったです
私は意地悪なので、基本シェイクタイプとステアタイプのカクテルを頼む様にしています(本当はハイボールが飲みたかったんですが…)
でもショートタイプのお酒は少なかったです
メニューはよくあるバーに多い、いろいろなウイスキーの名柄が置いてあるパターンでした
カシスソーダを頼みました
作り方を観ているとレモンを絞ってくれません
最後にレモンスライスを入れましたが、「絞って欲しかったなー」と心の中で思いました
味もレモンの酸味がなかったので甘ったるくなっていました
その後マスターの動きを観ているとパスタを頼まれた様で、奥のキッチンで籠って作ってました
「一人しかいないのに誰が接客するの?」
その間、店内にいた四人のお客さんは、洗い物が終わるまでしっかりと待たされていました
そうこうしている内に一人帰って、次のお酒を頼みました
次はバラライカ
これも作り方を観ていると、お酒をメジャーしている時に
若干手が震えています
「これはわかるわかる」慣れていないと手が震えるものなんだよね
でもその震えを隠すかの様に「えいっ」と入れてしまってます
「大丈夫か?量合ってるか?」と思いながら、シェイクを観察します
振り方は結構綺麗に振りました、でも私は何回振るのかしっかり数えてます
回数は15回、ちょっと足りないですねー
案の定、冷えが足りずに、量もウオッカが少なくレモンが多い感じでした
でもまあ、最初はしょーがないんです
そうこうしていると残りの二人が帰りました
最後はマティーニ
誰もいなくなったので、これで色々と話易くなりました
まずはマティーニを作ってもらいます
「ジンはボンベイサファイヤを使ってください」と頼むとバックバーには置いてあるが、冷してあるのがないとの事!
「ステア(かき混ぜる事)で冷やしますよ!」といって、一生懸命にやってくれましたが、
当然冷凍庫でキンキンに冷えた物には、かないませんがな!
冷えてないマティーニをいただきました( ノД`)シクシク…
最初はこんなものか?
このマスターは52歳で早期退職して、1ヶ月前に店を開いたそうです
しかもご自宅は結構自分の家の方なので、びっくりしました
まるで自分のなれの果てを見ているよう…
とにかくまだ初心者感がいっぱいで、”あら” が沢山見えました
(最後には会計も間違ってました おいおい!)
「全部気になった所を書き出して、渡してやろうか」とも思いましたが、余計なお世話なのでやめておきました
本人は「お客が付くまで、店が持つのか?」心配していましたが、この先どう変化していくのか、また2ヶ月後くらいにチェックに来てみたいです!
おまけ
今日はトロピカルカクテルで有名な”マイタイ”を作ってみました
ホワイトラム45ml、ホワイトキュラソー1tsp、レモン1tsp、パイン15ml
お飾りのフルーツやダークラムのフロートはありませんが、味は昔お店で飲んだマイタイと同じ味がしたので、良しとしましょう(⌒∇⌒)