地元のバーを偵察しました その②
前ブログの続きを書きたいと思います
3件目 行きつけの小料理屋
お腹が減ったので、ここで行きつけの店に行きました
お客さんは誰もいません
今日はここで終わりかーと思って、まぐろの中落ちを食べながら、クラプトンのYOU-TUBEを観ていると突然の電話!
来ました…同伴のお客の確認電話
こうなると私へは料理が回って来ません
早々と撤退しました
2100円なり~
4件目 地元で唯一本格的なバーと言われる店
私もスクールでだいぶ知識を得たので、どのようなお酒を作るのか?接待をするのか?興味を持って入りました
でもこの店には椅子がないんですよ~
立ち飲みスタイルです
しかもちょと前までつまみも一切ありませんでした
これは接待という意味では参考にならないです
お酒だけでお客を引き付けるという自信の表れでしょうか?
取り敢えずメニューをもらおうとしましたが、メニューがないとの事
「えーだって普通の人はカクテルなんてあまり知らないですよー」
これはある意味作戦でもあるのです
だってお客の好みを聞いて、その通りに作れば、”まずい”と言うクレームは出にくいらしいです、それにお客さんと会話するいい機会になりますからね
でも親切ではないですね
しょうがないので、ウイスキーとホワイトベルモットとパインで20づつで混ぜてもらう事に…
まずびっくりしたのは、軽量カップを使いません
「20ml正確に入れられるのか?」どんなに熟練したバーテンダーでも無理だと思うのですが…
またシェイカーを振るので、どのような振り方をするのか観ていると、明らかに自己流でした
飲んでみるとあまり美味しくありません
ウイスキーの量が多いし、冷やしが足りないし、空気もあまり含んでないようです
次はB-52という甘いカクテルを頼みました
ちょっと困った顔をして調べる様です
普通の人は知らないと思いますが、プロがこのメジャーなカクテルを知らないとはヤバイのでは?
「カルーアとベイリーズとホワイトキュラソー20づつですよ」と教えてあげたら思い出した様です
ここまで来るとバーテンダーとしてはやり難いでしょうね
なぜこのカクテルを頼んだかと言うと作るのが難しいんです
このカクテルは見事に3層にしなければなりません
上が先生が作ったB-52で下が私が作ったB-52です
明らかに濁っているのが分かります
ここのお店のB-52も残念ながら下の写真の様に濁ってました
まあレシピを覚えてない位なので、致し方無い所でしょう
3杯目はカクテルの王様マティーニを頼みました
もう細かい事は言わない様にしてただ見ているだけでした
でも結果は残念な結果でした
一見本格的なバーでも結構いい加減な所は沢山あるようですね
でも街はずれの立ち飲みバーなので、しょうがないでしょう
可否を決めるのは、同業者でなく、あくまでお客さんですから…
ショートカクテルを3杯飲んだ所でこの店を出ました
2100円なり~
また長くなってしまったので次回に続きます m(__)m