i-Phoneの買い替えに消費社会の縮図を見た
三男のスマホが壊れたから、新しいスマホを買ってほしいそうです
i-Phone以外や旧型なら安いので、「それでいいよね!」と言った所、最新型のi-Phoneが欲しいそうです
値段を見ると10万近い!
最近のスマホは高いですね…
毎年新しいモデルを出す必要があるのか?
ご存知の通り、iPhoneは毎年モデルチェンジしているようですね
毎年少しづつ新しい機能をつけて発売されています
こんなに毎年新モデルを出す必要があるのでしょうか?
私は既に発売中止となった三年前のモデルを使用していますが、全く困りません
壊れない限り使う予定です
でも私の子供に聞くと、「今時の若者は新しいモデルが欲しいもの」だそうです
どうせ機能なんか使いこなせないのに、おそらく周りに対する見栄だけでしょう
企業は毎年新しいモデルを発表し、それを買わせる事によって利益を確保し、消費者の購買欲を満足させています
そして消費者はそれを買うために働き続けます
まったくもって企業側の思うつぼです
iPhoneの買い替えビジネスモデルは消費社会の代表と言っていいでしょう
消費社会が拡大すると誰が得をする?
これだけ技術が発展してる訳ですから、移住食を満足させるだけでしたら、それほど働かなくていいはずです
でも実際はそれ程必要でもないものを、見栄のために消費続けなければいけない人が多いので、朝から晩まで働かなくてはいけない社会になっています
そうすると労働者は余裕のある生活が出来ずに人生が終わってしまいます
それはそれでいいのでしょうが、なんとなく踊らされている様な気がしてなりません
いったい誰が得するのでしょう?
私が考えるに得をするのは、資本家や政治家、公務員といった所でしょう
税金や企業の利益が増えれば喜ぶ方達です
だから政府は必要のない消費拡大ばかりを誘導して来ます
その結果が大きな国の借金です
本来ならその借金は、借金を作った政治家や公務員の給料を削って返却するのが筋だと思うのですが、この人たちだけには資本主義のルールは通じません
力があるから資本主義のルールを無理やり捻じ曲げているんです
今後は変わっていくでしょう!
少子化はそんな消費社会に対する国民のささやかな抵抗だと思います
わざわざ多額のお金が必要となる子供を作る位なら、もう少しのんびり生きていきたいという意思表示だと思います
もうこうなっては今後は消費は望めません
でも人口が減っていくのになぜ国家予算だけが膨れ上がっていくのでしょうね
おかしくないか?
いつまでも過去の価値観では立ち行かなくなると思いますが…
私の子供もiPhoneじゃなくて、「安いのでいいよ」と言ってくれるぐらいだと頼もしいのですが、まだまだそれも先の様です