早期退職したオヤジの日記

早期退職して遊んで暮らす事を目指しているオヤジのブログです

会社のいじめと学校のいじめはちょっと違うと思う

 

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最近ネット上に小学生のいじめで母子心中というニュースがありました

私もパワハラ(いじめ)を受けたので、その辛さは良く分かります

でも会社と学校のいじめ、私の経験ではこの二つのいじめは理由がちょっと異なっていると思います

 

会社内でのいじめ

会社のいじめは基本的に仕事ができない(または仕事を一生懸命していない様に見える)人に対して行われることが多い

しかも大体は上司から部下へ立場が強い方から、一方的に行われる場合が多いです

そしてその理由は自分の評価を上げるためや会社の利益を上げるためといった、会社にとっての正義を振りかざして行われます

部下を叱咤して夜遅くまで残業させたり、年休を取り辛くすれば、同じ労務費でたくさん働かせる事ができるので、それだけ会社に貢献している様な錯覚に陥ってしまってます

日本の会社の課員はそのいじめに合わないよう(目を付けられないよう)に仕事がなくても、廻りの人の様子をうかがって残業しているし、年休も取り難くなっている訳です

もう既に退職が決まっている私でさえ、その無言の廻りのプレッシャーでいまだに定時に帰れませんし、年休を言い出すのも勇気が要ります

定年までずっと働こうと思っている人はまず帰れないし、年休も取り難いと思います

 

学校内でのいじめ

学校内でのいじめは仕事と違って、会社の為とかそう言った大儀名分がありませんから、面白がってやっている等、あまり理由が明確でない事が多いのではないでしょうか?

理由があまり明確でないので、それだけ闇が深いし、いつ誰がいじめられるか明確な理由がないだけに予防も難しいですね

ただ、いじめをやっている方も自分がいじめられる側にならないようにする為に、いじめに加わる意識は会社員が横並びで残業している意識と同じ様に思えます

また閉ざされた組織内という意味では、会社も学校も似ているかも知れません

 

会社は辞められるが学校は辞められない

会社を辞めるのも今日の日本社会では結構ハードルが高いのですが、勇気を持てば辞められない事はありません

でも学校(特に義務教育期間)は辞めるのが大変だと思います

だって今日の日本社会で小学校に行っていないなんて、その後の人生で圧倒的に不利になります

小学生だからこそ学校を辞める決断が出来なかったのでしょう

そう考えると日本の学校なんて、かなりくだらない内容なのに行くことを前提にしているのもどうか?と思います

特に高校は要りませんね

少なくとも人の命に比べたら、本当に意味のない所だと思いますので、他の選択肢を作るべきなのではないでしょうか?

私の子供も(おそらく原因はいじめ)高校を辞めてしまいました

彼にとっては学校に行けなくなったことが、本当に死にたいくらい辛い事だったと思います

まだまだ若いのに人生に悲観していた事でしょう

それ程学校からドロップアウトする事は大変な事なんだと思います

でも本当に苦しかったら、学校も会社も休んだり辞めたりすればいいんです

そういう選択肢がある社会になって行ければいいと思います

今生きている人達一人ひとりがこういう問題について考え、許容の心を持って世の中を変えていけば実現可能だと思います

 


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