無職になる怖さ
年末に退職届を出しましたが、特に次の就職先は決めていませんので、取り敢えず無職になる予定です
今回の冬休みは10連休だったのですが、無職になるのが怖くなり、精神的にとても苦しくなりました
退職届を出してすぐはすっきりした気持ちでしたが、休みの間、無職になる不安が心に重く押し寄せて来ました
だから飲みに行った時に飲みすぎちゃったのかも知れません
これは退職届を出す前にはなかった不安です
実際実行してみるとこういう気持ちになるんですね
人間って天の邪鬼に出来てます
やってみないと分からない事であり、やっちゃったら取り返しのつかない事なのに…
でも在職中は違った不安や苦しさがあったの、結局はどちらも同じという事でしょう
ただ、まだ辞めてもいないのに、こんなにも不安感が押し寄せて来るとは、まったく想定外でした
実はこれまで過去に退職しようと考えた事が2回あります
その時は実際に辞めてなかったので、この不安はありませんでした
1度目は大学時代
これは退職ではないですが、レールを外れるという意味では同じ感覚でした
当時、辞めたら「全うなサラリーマンにはもうなれないな」とおぼろげながらに思っていました
当時は大学も楽しくなかったし、何のために行っているのか分からなかったんです
将来就職が良いから位の感じしかなくて、生きている充実感みたいなものがなく、辞めたくなってしまいました
でも母親に相談したら、涙を流して反対されました
母親の涙なんか見た事なかったので、びっくりして「俺って親不孝なんだな」と思い、大学を辞めることは止めました
また少ないながらも友達もいたので、なんとか卒業できました
2度目は入社して5年目位
当時はバブル真っ只中で本当に忙しかったです
でも仕事は右から左へ物を流すだけで、本当につまらなかったです
要領のいい奴だけが、うまく立ち回るみたいな感じでした
当時は若かったのでエンジニアとして、技術的に考える様な仕事がしたかったんです
仕事も忙しく、毎日憂鬱でぐったりしていて、この時も仕事が嫌になって辞めようと思いました
ただ、当時の上司が気を利かせてくれて異動させてくれたんです
そのおかげで技術的に考える仕事ができる様になって、仕事が楽しくなり、なんだかんだで30年間務める事ができました
サラリーマンなんてそんなもんですよ
今後は3度目の正直
今回も過去と同じ様に辞めたくなった原因は “仕事が嫌になったから” が一番の原因だと思うのですが、それと同時に残りの人生がもう少なくなって来ているので、”最後にやりたい事をやってみたい“ という気持ちが強くあったのがこれまでの違いだと思います
結果的にはかなり見切り発進で辞めてしまった感があり、お金の面で無職になる事への不安がもの凄くあります
でももう行くしかないので、この不安をなんとか乗り越えて行こうと思ってます
辞めなくても、辞めても不安ならチャレンジして行くしかないんでしょう
でも今日久々に会社へ行ったら、無職になる不安はすっかり消えてしまって、働く憂鬱さがまた舞戻ってきました
だから大丈夫!
人間って不思議なものですね…