クラプトンの映画を観た!
先日QUEENの映画を観た事を書きましたが、その前に連荘でクラプトンの映画も観てましたので感想を書きたいと思います
クラプトンはマイナー?
クラプトンの映画は結構空いていたのに、QUEENの映画は満席でしたので、知名度も大きく違うようです
確かに若い人に聞いてみるとQUEENは知っているが、クラプトンを知っている人はほとんどいません
こんな私も実は若い頃は、QUEENは大好きでしたが、クラプトンはそれ程好きではありませんでした
なぜあまり好きでなったかと言うと、彼はコテコテのブルースマンで、QUEENやSTONESみたいに分かり易い曲に対して少しとっつき難かったと思います
中学生にはJAZZやブルースはやっぱり早すぎたみたい
でも最近行き付けの店で、他のお客さんが持ってくるCDを聞いているうちに好きになりました
年を取ったら、お酒の席ではブルースが良いですね
また私は彼について勘違いをしていました
もっと優等生的なミュージシャンだと思っていたんですね
でもこの映画を観て、彼が売れる事を第一義にせず、本当に白人にブルースが受け入れる様に演奏し続けて来た偉大な人であった事が分かりました
でもドラッグやアルコールに溺れて、ある意味才能を無駄遣いしていました
偉大なミュージシャンは何故かまともに生きてこれないですね…
感受性が豊か過ぎて、苦しみを感じすぎてしまうのでしょうか?
でも本当に観て良かったと思います
特に過去の演奏を聴いたり、レイラを作った背景とかが分かったので良かったです
QUEENの映画より泣けた
最初は「過去の映像ばっかりでつまらないなー」と思ってましたが、
QUEENの映画より泣けました
なぜかって?
あの名曲ですよ
子供が亡くなって、その悲しみの中から生まれた名曲 ”TEARS IN HEVEN" がスパニッシュギターで大音量で流れてきたら、もうたまりません
歌詞が心に沁みすぎる~
「天国にはもう苦しみはないよ…」なんて
お約束通り、子供の映像が映っているスクリーンが観れなくなりました
「いや~ 映画っていいですね」
もとい「音楽っていいですね~」
ちょっと残念だったのは一番好きな曲の「WONDERFUL NIGHT」がかからなかった事ですね
でもこの曲を書いた背景もわかったような気がします
最後はまた若い奥さんもらって、子供に囲まれてHAPPY END になってました
めでたし、めでたし
もし興味がありまいしたら、QUEENだけでなくこちらもお勧めです
でも私みたいに2連荘は爆音と涙で疲れちゃうので、違う日に観る事をお勧めします