忌野清志郎さん 没後10年
RCサクセションのボーカルの忌野清志郎さんが死去して10年が経ちました
早いものですね
彼のコンサートは何回か観た事があって、大学時代はよく聞いていました
派手なメイクに奇抜な衣装
忌野清志郎さんと言えば、派手なメイクに奇抜な衣装、また意味深な歌詞で有名でした
でも元々はフォークソングを歌っていたんです
でも売れないと自分のやりたい音楽も出来ないから、取り敢えず売れるために派手な事をやった様です
まあ、おかげで売れた訳でしたが、普通の人からは敬遠されていたバンドだったような気がします
お母さんの投稿
先日新聞を読んでいたら、50年前に新聞に悩み相談で清志郎さんのお母さんが投稿していたみたいです
「自分の子供が、内気でギターのプロになると言っているんで、どうしたら良いでしょうか?」と…
そりゃー 普通の親なら悩みますわ…
でもその時の高校の先生が、「取り敢えず2~3年は好きな事をやらせてみてはどうか」と後押しをしてくれたみたいです
この先生は、多様性を認めてくれる素晴らしい先生ですね
この先生の事を歌った「僕の好きな先生」は初期の頃の名曲です
結果日本のロック界でも多くのアーティストに影響を与えた人になりました
忌野清志郎さんの歌
個人的に忌野清志郎さんの歌で一番好きな曲は、"指をはめたい” という曲です
和製オーティスレディングと言っていい程、本当に心に染みわたる歌を歌います
今聞いても、当時を思い出して涙が出て来ます…
また単純なラブソングも最高にいいですし、"トランジスタ・ラジオ” みたいな、彼独特のHAPPY感のある曲もいいですね
社会風刺の歌もよく歌っていて、反原発の歌をもう20年以上前から歌っていて、それが現実のものとなったのには驚きました
当時は発売規制とかになったりして…
政府は良く分かってますね、原発の危険性なんか触れないで欲しかったのでしょう!
セブンイレブンの歌
最近セブンイレブンの宣伝で、彼が歌っている歌を良く聞きます
セブンイレブンの会長が、彼の事を好きで使ったみたいです
曲自体はカバーなんですけど、アレンジされ彼独特のHAPPY感に溢れている歌ですね…
生前は奇抜な化粧等で ”キワモノ” 扱いされ、あまり正当に評価されていなかったと思いますが、最後に大手の宣伝でテレビに流れまくって、ちょっと救われた気がしました
めでたし、めでたし…