生き甲斐症候群
生き甲斐症候群という心の病があるそうです
定年退職してから、生き甲斐が見つからず、不安と情けなさで、精神バランスを崩していくそうです
誰もが若い時は、希望を持ってがんばっている
どんな人でも若い頃は、希望にを持って仕事に励んでいるものです
でも会社内で出世できるのは、ごくわずかで多くの人が、出世コースに乗れません
まだ30、40代でしたらいいですが、50も過ぎると第一線の仕事から外される事も多いと思います
こうなると先が見えてしまい、やる気も失せてしまいます
会社側も50代をうまく使って利益を出そうとはあまり考える事なく、逆にどの仕事を与えるか悩む位になってしまいます
悩むならまだいいですが、深く考えずに適当に仕事を与えたりします
そうなると本人のやる気は、ますます削がれてしまいます
退職前でも、生き甲斐症候群になってしまう
この様に仕事で冷飯を食わされると、当然仕事には生き甲斐は見出せずにやる気はなくなります
これまで仕事一筋で来たので、生き甲斐症候群になってしまう訳です
出世した人達や若い人達は、この病気にかかった人達の気持ちは分かりません
私も ”生き甲斐症候群” になっていた様な気がします
仕事はとにかくお金を稼ぐ手段と割り切って、定時で帰り、定時後や週末の時間を趣味や娯楽に費やす様な生き方をしていました
会社にいるのが本当に辛かったです
でもこんな中年男性は結構多いのではないでしょうか?
いけない事なのでしょうか?
今出世している人達より、何倍も会社に利益をもたらしてあげたのに…
そんな人達が完全に会社のお荷物扱いにされてしまいます
働かざる者たち
という漫画を読んでみました
この漫画に出てくる働かない人達は、この生き甲斐症候群にかかって、人生を苦しんでいます
「会社組織自体が働かない人達を作り出しているんだなー」と読んでいて思いました
働かない人達も若い頃は希望を持って一生懸命働いていた訳ですから、あまり責められない様な気がしました
会社組織上しょうがないかも知れませんが、
会社側はもう少し中高年の活用方法を考えてみてもいいと思います
それが考えられる優秀な人が上にいれば、そんな事は起こらないでしょうけど…
また生き甲斐症候群に落ちいった人は、いつまでも会社にしがみつかないで、第二の人生を考えてみるのもいいと思います
リスクはありますが、どうせ残りの人生も少ない訳ですから、チャレンジしてもいいかも知れませんね
おまけ
今日は "スリーミラー” というカクテルを作ってみました
ブランデー40ml、ラム20ml、グレナデンシロップ1tspです
非常に色が綺麗なカクテルですね
クリスタルグラスなんかで飲んだ方がより一層引き立つでしょう
味はまあ普通でした…(レモンを少し入れるレシピもありましたので、入れた方が美味しそうでした)