子供が大学に受かったが…(その②)
前回の記事に書きましたが、子供の受験が終わり、1校のみ受かりました(補欠が1校)
でも「行きたくないそうです」
その理由は下記の様です
偏差値が低すぎて、恥ずかしくて行けない
そうです
「それなら受けるなよー、ただじゃないんだから…」と母親に言いました
でもやっぱり1校ぐらいは保険という意味で受けときたかったみたいです
高校生の考えている事は大体こんなもので、偏差値の高い大学に行かないと恥ずかしいみたいです
おそらく ”バカ” にされるのでしょうね
昔からそうですが、日本では大学はブランド化しています
大企業が効率よく、頭のいい人材を手に入れるために作り上げてしまいました
そして日本人はこのブランドが大好きです
有名大学を卒業された人は社会人になってからもひけらかす人が多いです
それはそれで、勉強を頑張ったのだから、誇りに思うのはいいのですけど、周りの人は聞いていて面白いものではないですね
バカにする高校生も未熟ですが、それを気にする私の子供もまだまだ未熟ですね
いったいどうするつもりでしょうか?
よく自分で考えてほしい
大学を選択するにあたって、”自分がどういう勉強がしたいのか?” が一番重要だという事を一応、前から事ある度に言っていた様な気がします(よく覚えていませんが…)
でも高校の頃なんて、”どの勉強をすればどういった職業につけるのか?また将来どういう仕事がしたいのか?” という事もあまり具体的に想像できないものです
手探りでもいいので、自分の行きたい学部を決めてもらいたいと思います
要は大学名で選ぶのではなく、学部名で選んでほしいです
本当は行きたい学部があるが、偏差値が足りないから我慢して違う学部に行くような事はしてほしくないです
逆に言えば、偏差値が低い大学でも自分が行きたい学部なら、胸を張っていってほしいと思います
現実には大学名で評価されてしまう
私の長男が就職活動をしましたが、大企業はまず大学名だけでふるい落とされてしまうそうです
大学名だけで学生が評価されてしまいます
それが現実です
私の会社も昔と違って、名だたる大学の人しか入って来ません
でも人生って会社に入ったら終わりでなく(多くの人はここが目標となっている?)その後38年間働く事が大切なんですよね
だからの入社してからの長い会社生活で、その仕事内容が少しでも自分の興味が持てる様に学部を選んでほしいと思います
そんな考え方が届いたのか、一応行きたい学部ではあるそうです
結果
この大学に行くそうです
その理由は、高校の知人が誰も行かないからとの事です
「う~ン、微妙」
でもそういった理由でも、取り敢えず自分が行きたい学部なので良いのではないかなと考えてます
そして30万円の入学金を収めました
もう1校補欠合格の発表が残っているので、そちらが受かったらそち行くそうです
そうすると自動的にこの30万円は帰って来ません
「これはしょうがないです」⤵
また授業料が想定より年間50万円も高かったので、その日はブルーでしたが、よく考えてみたら、浪人前提で予算を組んでいたんで ”行って来い” でした
取り敢えず、自分で選択した事なので、それを尊重してあげたいと思います
でも日本の養育費の高さって、大きな問題だと本当に思います