子供が大学に受かったが…(その①)
今年の三男の大学受験がやっと終わりました
結果は散々で10校程度受けて、1校合格で1校補欠合格でした
補欠合格とは、欠員が出た場合、繰り上げ入学できる制度です
都市部の私立大学への集中を防ぐ政策
文部省は上記目的の為に入学定員超過数に対して、私学助成金の交付基準を年々厳しくしているそうです
以下引用
“15年度までは収容定員8千人以上の大規模大学は入学定員充足率(入学定員に対する入学者数の割合)を1.2倍までに抑えれば私学助成金が交付されていた
今年度は1.1倍と年々厳しくなっており、基準を超えると助成金は全額カットされる。さらに来年度は1.0倍を超えた人数分が減額される
私学助成金は、私大の収入の約1割を占めるとされ、全額カットとなれば学校経営に大きな影響を与える
大学側は、これまでのように多めに合格を出して入学者を「確保」しておくことはできない
基準値を0.1でも超えないように合格者数を絞らざるを得ない状況が続いている
志願者数は増えているのに、合格者数は絞られる──受験生にとっては「ダブルパンチ」となっているのだ“
更に大学側は合格者数を定員に抑えるために、下記対策をしている様です
以下引用
“各大学は当初の合格者を減らし、足りない分を補欠合格で補うケースが増えた
しかし、受験生にとっては、来るのか来ないのか、わからない繰り上げ合格には期待できないので、すでに合格している大学に入学手続きを取る
繰り上げ合格が来て入学を決めると、既に支払った他の大学の入学金が無駄になる場合がこれまで以上にあるという状況だ“
この政策どう思いますか?
私はまったく根本解決になっていないと思います
都市部の大学に人気が集まるのは、都市部が若者にとって、魅力があるからで、大学の定員数を減らしても、根本対策になりません
大学側は補欠合格を増やすとか、定員を増やすとか、また別の対策をしてきますよ
もし地方へ人口を移して活性化したいのなら、地方の魅力を上げる政策をすべきでしょう
また若者の内は色々な選択肢や文化がある都市部に行って、社会に出る前の経験を積んだ方が良いと思います
大学の時は勉強だけでなく、色々な経験をできる貴重な時期だと思います
その機会が地方の比べて、都市部の方が圧倒的に多いです
若者は良く分かってます
我が家もこの政策のあおりを受けた
私の子供は頭が良くないので、この政策のあおりを確実に受けています
私立の倍率は上がり、落ちまくってます
そしてしょうがないので、先に合格した大学の入学金(30万円)を支払って、補欠合格が繰り上げされたら、この入学金は寄付するしかありません
頼むよ!
もう収入が無くなるんだから…
たまに行きつけの飲み屋で政治家に会うので、会ったら文句言っておきます
(でも市会議員だから無理か…)
続く…