波乗りの話
こんにちわ
私は波乗りが趣味なんですが、
(サーフィンと言わない所がオヤジ)
皆さん波乗りに対してどうイメージされているでしょうか?
「カッコいい」「チャラい」「冬に海に入ってよくやるよ」等々色々あるでしょうが、
今日は私にとっての波乗りについてお話ししたいと思います
波乗りとの出会い
私が波乗りに出会ったのは、かれこれ22年前、31歳の時でした
かなり遅咲きですね
仕事で通る道にサーフショップがあり、表に安い板が飾ってありました
何度か前を通るうちに、元々海が大好きな私ですので
思い切ってその店に入り、中古で板を買いました
そして満を持して湘南の海へ…
始めて行った場所は辻堂海浜公園
さっそく着替えてわくわくしながら海へ行ってみると
「あれっ」誰もいない!
そうなんです、昔はそれほど波乗り人口が多くなくて、波がないと人はいませんでした
それでも取り敢えず海に入ってチャプチャプ
初心者は波がない位がちょうどいいんです(笑)
でもやっぱりつまらなくなり、よく見渡すと遠くに人影が
そちらへ恐る恐る行ってみると、小さいながらも波が割れていて、2,3人で波乗りをしているじゃないですか?
ちょっとづつ近寄って、邪魔をしないように入れてもらい、本で読んだドルフィン・スルー(波を避けるために海に潜るテクニック)をやってみました
「バシャー」とうまく海に潜れましたが、その時に感じました
「チョー 気持ちいいー」
波を避けるために海に潜っただけなのに、こんなに気持ちがいいなんて…
はまりました… ただ それだけ
後で聞く所によると波しぶきにはマイナスイオンがあるそうな…
それからは毎週末海へ、思えば22年間バカみたいに通い続けてます
波乗りは難しい?
波乗りって実は見かけより難しくて、ハードなスポーツなんです
特に湘南なんて波もないから、サンデーサーファーが上達するのは至難の業です
真冬でも朝から入りますし、全然チャラくないんですよー
そして思ったより全然モテません
だって波乗りやってる女子がとっても少なくて、おまけに夏しか海に女の子いないからです
休日前は朝早く起きて、千葉とか行かなくてはいけないから、飲みにも行けないし
はっきりいってストイックな世界ですよ
「俺サーフィンやってるんだ」
「え~ カッコいい」って言ってくれるのはキャバ嬢のセールストークだけでやんす(泣)
波乗りやっていて良かった事
でもこうして22年間やり続けることができました
波乗りやっていて良かった事は
- 健康になれる
- 飲みの回数が半分に減らせる
- 自然の美しさを堪能できる
- 終わった後のビールが最高!
等々色々ありますが
一番私が「良かったなー」と思うのは沢山の友達と出会えて、一緒に楽しい時間を共有できた事ですね
会社の身分や職業や老若男女関係なく、海の入れば一人の人間として友達として、一緒に海で遊び楽しめた事が本当に良かったです
転勤で地方や海外に行っても、そこに海があれば必ずサーファーがいて
そして友達になれるんですよ
いつまでできるのだろうか?
50歳も過ぎると波乗りした後の疲れ方もしんどくなるし、体中痛くなって、本当にいつまでできるのだろうと思ってしまいます
個人的にはなんとか60歳までやりたいのですが、この体力が低下するなかで上達するためには、
もう 「早期退職しかない!」 と考えてます
人間は年老いていくという事をひしひしと感じる今日この頃です
だからこそ、まだ体力が残っている内にやりたいと思うんです
でも今の海の中の平均年齢って、ぱっと見私ぐらいなんですよね!
ここでも既に高齢化社会になってます(笑)