おっさんレンタル(映画のエキストラ編)
先日おっさんレンタルで、映画のエキストラの依頼が来たのでやってみました
依頼内容
映画といっても、美大の大学生の自主制作映画です
依頼内容は、映画のエキストラで冬の普段着と夏の設定もあるので、夏の服も持って来てくれとの事
夏の服?
この真冬に夏服で撮影するのか~?
大丈夫かな?と思いながら現場へ行きました
撮影スチュエ―ション
駅に着いて、ボーイッシュな可愛い大学生と落ち合いました
大きなカメラを持っていて、今時は高性能カメラで動画を取ってしまう様です
こんな可愛い子も、周りからは監督と呼ばれていたのが面白かったです
撮影内容は、信号待ちしている女の人が冬なのに薄着なので、赤の他人の私が声をかけるシーンを撮影するようです
これは私が若い頃やっていたナンパの様なスチュエーションではないですか?
でも話かけられた女の人には、私は見えていない設定なんです
この女の人は、夏に交通事故でなくなった恋人の幻影を見て、冬でも夏の服装で街を彷徨っているらしいです
撮影開始
私「こんな寒いのにそんなに薄着で大丈夫?」
女の子「私が嘘をついていたというの」
彼氏の幻影に対して話しているので、話の内容はまったく噛み合いません
私「どうしたの~?」
女の子「もう気にしていないわ」
私「…」笑うしかありません
バツ悪そうに眼をそらして、離れていきます
カ~ット!!
とは言いませんが、取り敢えずうまくいった様です
まったくナンパで無視された時と同じでした…(笑)
夏の設定の撮影
急いで場所を移動して、駐車場で夏服へチェンジして、今度は彼女の彼氏役で夏に一緒に歩いている設定です
このオヤジが彼氏役~???
大丈夫です、後ろ姿を引いて取るので年齢は分かりません
頭がハゲてるのが気になりましたが、何とかOKを貰えました
あっと間に撮影終了
ここまで約30分、あっと言う間に終わりました
取り敢えず最低限の役割は果たせた様で良かったです
最後に崎陽軒のシュウマイまでお土産にもらってしまって、逆に恐縮しちゃいました
最近の大学生はいい子ばかりですね
日本の未来も明るいとみました