狭心症で心肺停止した話
救急車で運ばれた！！！
それはある日突然やって来た！
明け方に胸が苦しくて目が覚め、少ししたら治まるだろうと思って我慢していたのですが、どんどん苦しくなってくるじゃないですか？
しかも息ができなくなってくるじゃないですか？
痛みに耐えながらも階段を下りて、１階で寝ているかみさんに
「救急車呼んでくれ～」っと訴えました
ところが家に救急車呼ぶのを恥ずかしがってすぐに呼ぼうとしません
「病院連れて行こうか？」
このままだと確実死ぬと確信しました
「ふざけんなー！ 俺絶対死ぬぞー」
嫌々救急車を呼んでもらって、救急車が着いた頃にはもう息もロクにできなくて苦しみまくり！！
でも救急隊員が入ってきて救急車に乗った時には少し安心しました
「これでなんとか生きられる！彼らならなんとかしてくれる」と思いました
救急病院に着いてからも苦しみは更に増していき、病院のストレッチャーに「せいの！」で乗っけられて
「おおーまさにこれが映画（コードブルー）の世界かー」と思っていると…
「あれっ お花畑がある その先に川が… なんか心地いいなー」
「わかりますかー？ わかりますかー？」
って言う看護師さんの声で目が覚めた
それからは ”I CU” に入り、約１週間入院して、無事ペースメーカも埋め込まれずに退院出来ました
病名は何？
退院するときに書いてあった病名は
だったっけな？
最初の所しかよく覚えていないんだけどやっぱり一度心肺停止したみたい？
でも既に緊急病院に着いていたのですぐにAEDで心臓動き出した様です
ありがとうAED！ 君は使えるよ
でも
「やっぱりあれは三途の川 だったのか？」
と後から思いました
この病気の原因は？
「異形狭心症」
普通の狭心症はコレステロールで心臓にある冠状動脈が詰まるのが原因だけど、異形狭心症はけいれんして冠状動脈の血管が詰まってしまうらしいんです
原因はよくわかっていなくて、朝方に多いことから自律神経の乱れとも考えられています
またこの病気、日本人に多い病気なんだそうです
いつも時間に追われている人とか、成り易いそうです
それって！
ストレスじゃないの？
普通ストレスがたまると「うつ病」とかになって、それから体調悪くなるんじゃ？
そーなんです、いきなり死ぬ事もあるんです
仕事の事で悩んじゃだめなんですよ
日本人は仕事なんかテキトーにやるすべを学ぶべきなんですよ
そういう私も一度危ない目に合っても、少しすると死の存在が身近にあるという事を忘れがちなんですよね
人間ってうまくできていますね
でもそうでなくて
ラッキーにも生きられた訳なので、人生っていつ終わるかわからないと常に思い
「自分の人生が本当にこれでいいのか？」
「悔いはないのか？」
と考えて１日１日を生きていきたいと思います
死ぬ時に「ああーこの生き方で良かったな」と思って死にたいですよね
それは早期退職してやりたい事をやる事です
最後に
頭と心臓は時間が勝負なのだそうです
ですので普段経験したことがない痛みとかあったら速やかに医者に行くことをお勧めします
私もこうなる前にたまに胸が痛くなる予兆があったんです
でも少し我慢してると治まるので放っておきましたが、それで結局危ない目に遭ってしまったのですから…
おわり
