永遠の”0”ゼロを観てみた
こんにちわ お盆ですね
AmazonPrime で「永遠の”0”ゼロ」を観てみました
映画版でなくTV版です
観たことのない方もいると思いますので簡単に内容を説明しますが、第二次世界大戦の特攻隊の話です
主人公がお国のために特攻隊で死んでいく事に疑問を持ち、後ろ指を指されながら何とか生き延びようという物語です
愛する家族のために生きて帰るといった当たり前の感情が否定されている時代背景は本当に悲しいものです
感動と同時に人間のマインドコントロールの怖さを改めて思い知らされます
また日本政府は過去の過ちの証拠を残さないために参考文献をすべて焼却する法令を出すんですよね
冷静ですね
冷静に自分たちの悪行をもみ消してます
頭がいいですね
ほんの70数年前の出来事なのが本当に信じられません
私は52歳なので私が生まれるほんの20年前
でも一般人にはどうしようもなかったのだろうと思います
当然歯向かえば半殺しに合うからです
会社も似ていないか?
会社も当時の日本政府も似てないかなー?と思ってしまいます
利益至上主義
従業員は使い捨て
個人の幸せより、サービス残業、年休の放棄を重視し、これが正しい事みたいな言い方をする
上司も社長もしょせん雇われだから仕方がないのかもしれません
本当はそんな事したくないのかもしれません
役員以上はやたら偉そうに振る舞う
なにか勘違いしてますよね
やっぱり旧日本軍に似てるなー
私も中国の関連会社で駐在していた事があるのですが、その当時やたら偉そうにしている日本人駐在員は多かったです
現地の方からしたら、本当に旧日本軍に見えていたのかもしれません
過去の過ちを繰り返さないためには?
どうしたら良いのでしょうか?
この主人公は自分で考えることをやめず、諦めずに最後まで生き残る事を目指しました
最後は特攻の道へ自ら進みましたが、それも自ら選んだ道でした
多くの人がこの主人公の様に与えられた情報だけで判断せず、自らの頭で考え
「何が正しい事なのか? 自分にとっての幸せとは何か?」と問い続け
それを実現するために努力する事が大切なのかなと思います
もちろんそれはすごく大変な事だとは思いますが…
実は私もこれまでにあまり深く考えずに生きてきました
「取り敢えず大学に行って、大きな企業に就職して」
という感じで生きてきましたが、そこに幸せがあったかと言うとそうでもなかったです
ですのでもう一度考え直して、早期退職をしたいと強く思うようになりました
「本当に自分のやりたい事は何?」
と深く考える様になりました
最後に
ほんの70数年前の狂気
神風特攻隊 …
よくわかりませんが
「お国のために死ぬことが美徳なんてまともじゃない!」
って感覚をいつまでも持ち続けつづける必要があると改めて思わさせてくれるTVでした